矢吹町のY社様よりAdobe Illustratorの法人向けであるグループ版をご購入いただきました。弊社は各社のサブスク製品もお取り扱いしております。
昔のIllustratorはパッケージで販売されていて、代替7~8万円ぐらいしていた記憶があります。今はほとんどのAdobe製品はパッケージ版が廃止され、サブスクリプション製品のみとなっています。
Adobe製品には個人向けと法人向けがあります。通常、皆さんが目にしているのはほとんどが個人向けの製品だと思います。何が違うのかといいますと、まずは値段が違います。Illustratorで言うと、年間プランで月々払いの場合、個人向け製品は2,728円/月です。これに対し法人向けは4,380円/月です。その差1,652円。月々だとたいした差ではありませんが、年間でみると結構大きな差ですね。
では法人で利用するけれど、個人向けを買えばいいのでは?と思うかもしれませんが、そうもいかないんです。例えば会社でAdobe製品が必要になった場合、値段が安いので個人向け製品を社員のAさん名義で購入したとします。そして何らかの理由でAさんが退職したとします。その後、その会社でAdobe製品を使い続けるとライセンス違反となります。個人向け製品は、あくまで個人に対してライセンスが付与されるためです。別人がAさんのアカウントを使用し続ければ技術的に使い続けることはできますが、ライセンス違反には変わりません。ここらへんは会社のコンプライアンスの考え方しだいだと思います。
法人向け製品は会社に対してライセンスが付与されるため、上記のような事は起こりません。Aさんが退職したら、その使用権を社員のBさんに移動することとができます。またライセンス以外にも法人向けのサポートやチームで便利な機能があったりします。詳しくは以下をご覧下さい。
Adobe Creative Cloud法人版
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/business/teams.html
個人向けはあくまでフリーランスの方やSOHO向けの製品ってことですね。ライセンス違反にならないよう注意しましょう。
Y様ありがとうございました。