町内のA社様からのご依頼。パソコンが正常に起動できず、セーフモードにしても何も表示されないとのこと。パソコンを弊社にお持ち頂き起動したところ上のような画面が表示されました。これはHDDがダメっぽい。
HDDにはS.M.A.R.Tと呼ばれる自己診断機能があり、「S.M.A.R.T Status is Bad」となっています。自己診断機能がちゃんと動作してエラーを教えてくれたわけです。
念のためCrystalDiskInfoでも確認すると「異常」の表示が。画像には表示されていませんが「代替処理保留中のセクタ数」も「81」となっています。こうなるとHDDを交換するしかありません。
ダメージが軽度であれば、HDDをクローン後、修復作業を行って元の環境のまま使用できることも多いです。とりあえずデータの保全もしなきゃいけませんので別のHDDにクローンします。5時間かかってクローンを終えるとバッドセクタがたくさん。これは元の環境そのままってわけにはいかないかも・・・。
はい、ダメでした。Windowsフォルダがまるまる消えてしまいました。今回はダメージが大きくて元の環境まで復元はできませんでしたが、ユーザーフォルダのデータは無事だったので一安心です。
HDDをSSD(480GB)に交換し、リカバリを実施します。WindowsUpdateを行いOfficeをインストールしたら、ユーザーデーターを元に戻して完了です。
A社様ありがとうございました。